保育士辞めて転職する人におすすめの職種・業種
  • 保育士の資格や経験を活かせる転職先
    子育て支援センター職員、放課後児童支援員(学童)、保育関連企業の本社勤務、ベビーシッター、幼児教育教室の講師
  • 保育士とは違う異業種の転職先
    事務職、営業職、接客業、介護職IT業界

厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」によると、退職した保育士の約3割は、他の業界に転職しています。

また、同調査では、過去に保育士として就業した人が転職する際の希望条件として、6.5%の人が「どのような条件があったとしても保育士として働くつもりはない」と回答しています。

つまり、退職した保育士のなかには一定数同業界以外の職種を希望して転職していることがわかるでしょう。

では、保育士を辞めた人はその後どんな仕事に就いているのでしょうか。

本記事では、保育士を辞めて転職するなら、どんな仕事がおすすめか解説します。

保育士の経験が活かせる仕事と、保育士とはまったく違う異業種の両方を取り上げました。

また、「保育士から違う仕事への転職は難しいのか」「保育士からの転職で活かせる強みは何か」といった疑問にも回答します。

また、職場選びで失敗したくないという方には「ウィルオブ保育士」がおすすめです!

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保育士を辞めたいと考える人が増えている理由

保育士として働き続ける人が「辞めたい」と感じる背景には、さまざまな要因が重なっています。

業界の需給アンバランスと待遇・労働条件のギャップや、実務上のストレスや身体的負荷、人間関係の摩擦などが精神的な限界をもたらすことも少なくありません。

以降では、保育士における離職率の現状と具体的な辞めたい理由の傾向を見ていきます。

保育士の離職率や辞めたい理由

保育士の離職率は、業界の課題を浮き彫りにする重要な指標として注目されます。

厚生労働省「保育士の現状と主な取組」によれば、常勤保育士の離職率は約9.3%と報告されています。

この数値は全産業平均と比較すると低い水準にあるものの、保育現場では慢性的な人手不足が続いており、離職による影響は深刻です。

また、保育士が辞めたいと考える主な理由には、共通するパターンが存在します。

厚生労働省の「保育士として就業した者が退職した理由(複数回答)」で挙がっていたのは、職場の人間関係や給与の低さなどが挙げられます。

  • 職場の人間関係(約33.5%)
  • 給与の低さ(約29.2%)
  • 仕事量の多さ(約27.7%)
  • 労働時間の長さ(約24.9%)

(※参考:厚生労働省「保育士として就業した者が退職した理由(複数回答)」)

保育士同士の関係だけでなく、園長や主任との関係、保護者対応など、多方面での人間関係に悩む保育士は少なくありません。

実際の保育園で先輩保育士が新人保育士をどう支えているのか職場体制についてインタビューによると、新人保育士と先輩がペアとなるクラス運営が基本となっている実態が報告されています。(鈴鹿大学 保育者の離職をめぐる研究動向に関する一考察

このように、チーム保育が基本となる職場では、人間関係のストレスが業務に直結しやすい特徴があります。

保育士から違う仕事への転職は難しい

保育士から違う仕事への転職は難しい

  • 保育士は特殊な職種というイメージがある
  • 保育士を辞めたいのか今の職場を辞めたいのか、明確にする必要がある

保育士を辞めて、まったく違う仕事に転職する難易度は高いです。

Biz Hits Workの保育士の転職活動のアンケートでは、転職活動が「やや大変」「とても大変」と回答した人は18.3%と回答しています。

同業種である保育士へ転職した人は人手不足の背景もあり、順調と回答している人が多いですが、異業種への転職は大変になりやすいです。

なぜ保育士が異業種への転職が難しいかというと、保育士は専門性の高い仕事であるがゆえに、異業種で今までの経験を活かすのが難しいと感じる可能性があります。

異業種転職に苦労する理由としては「保育士のスキルは一般企業では生かせない」「保育士はパソコン作業ができない」と誤解されがちなことが考えられます。

引用:Biz Hits Work「保育士106人に聞いた転職理由ランキング【伝える際のポイントや例文も紹介】

対策次第で別の仕事への転職は可能ですが、まず保育士を辞める前に「保育士を辞めたいのか」「今の職場を辞めたいだけなのか」を冷静に考えましょう。

保育士は特殊な職種というイメージがある

保育士は国家資格を持つ専門職です。(参考:厚生労働省「保育士になるには?」

世間からすると、教育・福祉に特化した職種というイメージがあるため、保育士を辞めてまったく別の仕事に転職することは難しいとされています。

実際、保育士養成校は進学者が減少しているうえ、もともと保育士希望だった卒業生のうち15%が民間企業など別の業界で就職していると報告されています。

保育士養成校(保育士資格を取得する主要な途である指定保育士養成施設)の入学者数が微減傾向にあるうえ,卒業生の 15%が民間企業等に一般職として就職している。一般職に就職した者の約 4 割が,その理由を「保育所における保育実習で保育をすることに
自信を持つことができなかったから」と回答している。

引用:山陽学園大学「キャリア選択の当事者としての保育士が離職・就業継続を選択する要因の検討にあたって

たとえば、保育士が事務や営業といった一般企業の職種に転職したいと思っても、「保育士の経験を活かせるのか?」と企業側から疑問視されがちです。

また、一般企業の採用選考を受ける保育士自身も、「異業種転職で強みをどのようにアピールすればいいか分からない」と感じることがあります。

  • 保育士は専門性が高く、一般企業に強みや過去の実績が伝わりにくい
  • 保育士は利益追求の仕事ではないため、ビジネスマンとしての考え方や基礎がないと思われやすい

保育士を辞めたいのか今の職場を辞めたいのか明確にする

転職活動を始める前に、本当に保育士という仕事が嫌なのか、それとも「今の職場の人間関係や待遇」に問題があるだけなのかを考えてみましょう。

保育士を辞めて違う仕事に転職することは可能ですが、「保育士から保育士」への転職と比較して、難易度は高いです。

厚生労働省「保育⼠の有効求⼈倍率の推移(全国)」によると、令和5年1月の保育士の有効求人倍率は全国で3.12倍、東京都だけなら3.8倍(つまり、保育士1人に対して3.8件の求人がある状態)でした。

このデータから分かる通り、保育士は転職市場で引く手あまたです。

一方で全職種の有効求人倍率は、平均1.25倍(令和6年度)であり、保育士と比較すると、転職しづらいとわかります。(※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について」

保育士から異業種への転職では、これまでの経験や強みのアピールが難しいことも考えると、違う仕事への転職がスムーズに進むとは限りません。

また、気持ちが整理されていないまま保育士を辞めて違う仕事に転職しても、また辞めたくなってしまう可能性があります。

本当に保育士を辞めたいのか整理する

  • 保育士の仕事は好きだけど、職場環境に不満がある
  • 保育士と似ている、子どもと関わる異業種に転職したい
  • 保育士とはまったく違う、一般企業の別の仕事に転職したい

保育士からの転職で失敗しないために知っておくべきこと

保育士からの転職は、準備不足だとミスマッチや後悔につながるリスクがあります。

以下では、転職活動を始める最適な時期や各世代での戦略、未経験職種を選ぶ際のリスクと対処法を順に紹介します。

保育士からの転職で失敗しないために知っておくべきこと

転職活動を始めるベストタイミング

保育園では多くが年度替わり(4月)に向けて人員補充をするため、1月〜3月は求人が増加傾向にあります。

厚労省「保育分野における人材不足の現状」でも同様に1月ごろ求人倍率が高くなる傾向がわかります。

保育士 月別有効求人倍率

引用:厚生労働省「保育分野に人材不足の現状①

また、4月入職を目指すなら、前年の秋頃から準備を始めておくと余裕が持てるでしょう。

以下は、転職活動の理想的な流れです。

  • 7〜9月:自己分析・求人リサーチ
  • 10〜11月:応募・面接開始
  • 12月〜翌1月:内定獲得・退職交渉

年齢別(20代・30代・40代)で変わる転職のポイント

年齢が上がるほど、転職で重視される要素や戦略が変化します。

dodaの調査によると、転職成功者の中心は20代後半〜30代前半だが、40代以上の転職成功者も一定割合を占めており、その比率は上昇傾向にあります。

年代別 転職成功者の割合

引用:転職に成功した人の平均年齢は? 職種別の年齢構成も調査

20代は経験よりも意欲やポテンシャルが見られやすく、未経験分野にも挑戦しやすい時期です。

学情の調査によると、中途採用で特に20代を採用したいと回答した企業が6割を超え、そのうち7割以上の企業が中長期的な戦力を期待して「ポテンシャル」を重視していると回答しています。

経験者(中途)採用動向調査 2023

引用:学情「経験者(中途)採用動向調査 2023

30代では、実績とキャリアの積み重ねが評価対象になりやすく、専門性をアピールする必要があります。

40代以上では経験・対応力・安定性が武器となり、マネジメントや指導経験があると有利になるでしょう。

保育士辞めて転職|資格や経験を活かせるおすすめの職種・業種

保育士辞めて転職

保育士を辞めて転職する難易度は高めですが、保育士としての経験や資格を活かせる仕事なら、転職活動が比較的スムーズに進みます。

特に福祉業界や教育業界では、保育士の経験が高く評価される傾向です。

これまでのキャリアやスキルを無駄にせず、やりがいも感じられる職種を見つけましょう。

なお以下の記事でも、保育士におすすめの「保育士以外」の転職先を紹介しています。

※関連記事:保育士辞めて転職するならどんな仕事がおすすめ?転職しやすい職種・業種や転職難易度を解説

子育て支援センター職員

子育て支援センターとは​ 子育て中の保護者の方が、お子さんと一緒に自由に過ごせる「ひろば」です。子育てアドバイザーが日頃の子育ての相談をお受けしたり、子育てに役立つ情報の提供を行っています。親子同士で交流をしたり、お子さんと一緒に遊べる場所です。

引用:藤沢市「子育て支援センター」

子育て支援センターの職員は、特に資格が必要とされない仕事です。

しかし、保育の知識や経験があると歓迎されます。

保育士経験者にとっては、保護者の相談対応をしてきた経験や、子どもと接するスキルを活かして働ける職場です。

また、子育て支援センターによっては一時保育を実施しています。(参考:さいたま市「子育て支援センターでお子さんの一時預かりを実施しています。」

一時保育を実施している子育て支援センターでは、保育士の経験を直接的に活かすことも可能です。

  • 地域の親子との交流が中心
  • 保護者支援に関心のある方におすすめ

放課後児童支援員(学童)

学童(放課後児童クラブ)は、放課後や学校休業日に小学生を預かる施設です。

現在では、放課後児童クラブに「放課後児童支援員」を配置することが義務付けられています。

放課後児童支援員とは、2015年度の子ども・子育て支援新制度の施行に伴って創設された、比較的新しい資格です。

放課後児童支援員の資格は、各都道府県が実施する研修のみで取得できます。

研修の受講要件は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準 第10条 第3項で定められており、保育士の資格を持っていれば実務経験がなくても受講可能です。

  • 宿題や遊びの見守りが主な業務
  • 6歳以上の子どもと関わる新たな体験が得られる

保育関連企業の本社勤務

保育関連企業の本社勤務も、保育士を辞めて転職したい人におすすめです。

たとえば保育施設の運営会社では、保育園運営に携わりながら保育園への定期巡回をおこなう「スーパーバイザー」や、保育園にヘルプに行くことがある「総合職保育士」等の職種があります。

他にも、採用、人事、広報、研修担当などの部門で活躍できるチャンスがあります。

・保育業界を支える裏方の仕事 ・PCスキルや事務経験があれば有利 ・ゆくゆくはマネジメントも可能

ベビーシッター

ベビーシッターも、保育士を辞めて転職したい人におすすめの職種です。

ベビーシッターになるために必須の資格はありません。

しかし、保育士や幼稚園教諭の資格があると、保護者からの信頼を得やすくなります。

また、「ベビーシッター資格認定試験」を受けて、ベビーシッターとしての専門性を高めることもできます。

※参考:公益社団法人全国保育サービス協会「ベビーシッター資格認定試験」

  • 家庭的で自由度の高い働き方ができる
  • 副業や短時間のパートでも働ける
  • 人間関係のストレスが少ない

幼児教育教室の講師

英語、音楽、ダンスなどの教室の講師も、保育士を辞めて転職したい人におすすめの職種です。

自分の得意分野を活かして働きたい方に向いています。

正社員求人と短時間のパート求人の両方があるので、多様な働き方が可能です。

  • 得意分野がある保育士に向いている
  • 短時間勤務も可能
  • 保護者との信頼関係が重要

保育士辞めて転職|まったく違うおすすめの異業種

保育士辞めて転職

保育士からまったく異なる業界へ転職を希望する場合、未経験OKの業界や、これまでの経験を間接的に活かせる職種を選ぶことで、新しいキャリアを築きやすくなります。

事前の準備や資格取得も視野に入れると、転職成功率が高まります。

保育士とはまったく違うおすすめの異業種転職先

事務職

オフィスワークを中心とした事務職は、土日祝休み・残業少なめの求人が多く、人気の転職先です。

保育士経験者は、対人スキルの高さや事務仕事の経験がアピールポイントになります。

  • 土日祝休み・残業少なめの求人が多い
  • 未経験OKの募集も多数ある
  • PCスキルを身につけると転職しやすい

※参考:厚生労働省職業情報提供サイトjob tag|一般事務

営業職

営業職は、多くの企業で仕事を取るために必要とされます。

そのため求人数が多く、未経験からチャレンジできる職種のひとつです。

コミュニケーション能力や信頼関係の構築力が問われるため、保育士としての経験が活かせる場面もあります。

インセンティブ制度がある企業では、実力次第で収入アップも目指せます。

  • 未経験でも始めやすく、営業成績次第で年収アップ可能
  • 人と接する仕事が得意な人に向いている
  • 保育士のコミュニケーション能力が活かせる

※参考:厚生労働省職業情報提供サイトjob tag|営業職の仕事

接客業

接客業は、人とのやりとりに慣れている保育士には向いている職種です。

飲食・小売・ホテルなど幅広い業界があり、働き方や勤務時間の柔軟性も選べます。

笑顔を大切にできる保育士は、即戦力として歓迎されやすいです。

  • 業界や職種の選択肢が広い
  • シフト制で柔軟な働き方も可能
  • 保育士の笑顔や対応力が武器になる

介護職

介護職は「人の世話をする」という点が保育士と同じです。

保育士の資格や経験が優遇されるケースもあります。

人と向き合う姿勢や体力・気配りの力など、多くの共通点があるため、違和感なく働けるでしょう。

また、内閣府「令和元年版高齢社会白書」によると、日本の人口の28.1%は、65歳以上の高齢者です。

今後の需要が期待できる職種でもあります。

  • 資格取得支援制度が整っている施設が多い
  • 人の役に立ちたい気持ちを活かせる
  • 保育士と共通するスキルが多い

IT業界

IT人材は将来的に、40~80万人の規模で不足が生じる懸念があるとされています。(※参考:経済産業省商務情報政策局「IT人材育成の状況等について」)

人材の需要の高さから、未経験者歓迎の求人も多く、安定した働き方を目指す人に人気です。

プログラミング、Webデザイン、カスタマーサポートなど、職種の幅が広いことも魅力です。

未経験から始めるには、無料スクールや動画学習などの活用がおすすめです。

  • 未経験でも学びながら働ける環境がある
  • リモート勤務可能な求人が多い
  • 将来的に高収入・柔軟な働き方が期待できる

保育士を辞めて転職するコツ

保育士を辞めて転職を成功させるには、異業種で活かせるスキルの棚卸しや、情報収集が欠かせません。

自分の経験を別の仕事でどう活かせるかを意識しながら、応募書類や面接でしっかりアピールすることが大切です。

また、転職活動中は孤独になりがちなので、成功した人の事例を参考にしてモチベーションを維持しましょう。

なお、保育士が年度途中でも円満退社するコツは、以下の記事でご紹介しています。

※関連記事:保育士は年度途中に退職してもいい?法的根拠やデメリット・年度途中でも円満に退職する方法を解説

保育士からの転職で活かせる強み

保育士として培ってきたポータブルスキルは、実は多くの職種で評価されています。

「ポータブルスキル」とは、業種や職種が変わっても活かせるスキルのことです。(参考:厚生労働省「ポータブルスキル見える化ツール」)

特に対人スキルやマルチタスク能力は、事務職や営業職、介護業界などでも高く評価される傾向にあります。

自分にどんな強みがあるのか、言語化しておくことが面接成功のカギとなります。

  • 子どもだけでなく保護者や職員との調整力がある
  • マルチタスクで物事を同時に進める力がある
  • 責任感・安全意識が高い
  • 報連相(報告・連絡・相談)を自然にできる
  • 想像力・観察力・共感力に優れている

保育士を辞めて異業種転職した人の体験談も参考にする

転職の方向性に悩んだら、すでに保育士から異業種へ転職した人の声を読むのがおすすめです。

成功体験だけでなく失敗談からも学びが多く、自分の状況に置き換えて考えやすくなります。

ここでは、当サイトが自社調査した「保育士を辞めた人の体験談」を紹介します。

  • 「保育士として7年働いていましたが、人間関係と低賃金に疲れて営業職へ転職しました。最初は未経験で不安でしたが、子ども相手の対応経験が活かせる場面も多く、今では法人営業として安定した収入を得られています。」
  • 「体力的に限界を感じ、ITサポートの仕事に挑戦しました。保育園時代に培った気配りが評価され、入社半年で契約社員から正社員に昇格。自分の時間も取れるようになり、転職して本当によかったと思っています。」
  • 「転職前は毎日残業続きで心が疲れていました。現在は介護施設で働いています。子どもと接するスキルが高齢者にも通じると実感し、やりがいを持って働けています。資格支援制度もあり、安心して続けられています。」

ブログや転職サイト、SNSのリアルな口コミもチェックしてみましょう。

保育士を辞めて転職したい人からよくある質問

保育士を辞めて転職したいと考えるとき、多くの方が似たような不安や疑問を抱えています。

年齢やキャリアの壁を気にして動けずにいる方も少なくありません。

実際の転職市場や他の人の動向を知ることで、現実的な選択肢が見えてきます。

30代保育士は違う仕事に転職できる?

30代での転職は十分可能です。

実際には20代よりも人間力・実務経験・落ち着きなどが評価されやすく、職種選びを間違えなければ内定率も高くなります。

未経験OKの職種や、資格取得支援のある企業を選ぶとスムーズに転職できます。

  • 30代は「即戦力」や「安定性」が評価されやすい
  • 事務・福祉・営業など職種を選べば成功率は高い
  • 早めの行動で選択肢を増やせる

保育士を辞めた人は何してる?

保育士を辞めた後の進路はさまざまです。

子育て支援・介護・事務といった保育士スキルが活かせる分野に移る人もいれば、まったく別の業界で活躍する人もいます。

ベビーシッターや企業内保育、学童保育なども人気の選択肢です。

  • 福祉・教育・子ども関連の仕事に再就職する人が多い
  • IT系や販売職、一般事務などに挑戦する人もいる
  • 副業・フリーランスに転身するケースもある

保育士を辞めたい人におすすめの転職エージェント

保育士を辞めたい人には、転職エージェントの活用がおすすめです。

「保育士専門」の転職エージェントは、保育士の求人はもちろん、保育士の経験を活かせる別の仕事も紹介しています。

ここでは、求人数やサポート体制に定評がある、保育士専門の転職エージェントを3社厳選してご紹介します。

転職サイト名 ウィルオブ保育士 ほいくのえん しんぷる保育
画像 ウィルオブ保育士 ロゴ ほいくのえん ロゴ しんぷる保育
運営会社 株式会社ウィルオブ・ワーク 株式会社ミライフ Simple株式会社
公開求人数 約5,545件 約1,075件 約2,594件
対応地域 全国 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 東京・神奈川・千葉・埼玉
職種 保育士・幼稚園教諭・調理・栄養士・管理栄養士・看護師・児童指導員・児童発達支援管理責任者 等 保育士・栄養士・看護師 保育士

※本記事掲載の口コミ:当サイトの独自調査による(調査日:2025年7月)
※2025年12月時点の情報を掲載しています。

ウィルオブ保育士

ウィルオブ保育士
運営会社 株式会社ウィルオブ・ワーク
公式サイト https://willof-hoikushi.jp/
許可番号 13-ユ-080459
公開求人数 約5,545件(2025年12月時点)
対応地域 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
対応職種 保育士・幼稚園教諭・施設長など管理職・調理・調理補助・栄養士・管理栄養士・看護師・児童指導員・児童発達支援管理責任者・その他事務
対応雇用形態 正社員・契約社員・パート・派遣社員
対応施設形態 認可保育園・認可外保育園・小規模保育園・事業所内保育室・院内保育室・学童・幼稚園・企業主導型保育園・プリスクール・認定こども園・放課後デイサービス・児童発達支援・認証保育園・児童養護施設・児童館・病児保育・雇用形態
料金 完全無料
住所 東京都新宿区新宿三丁目1番24号 京王新宿三丁目ビル3階
お申込みページ 無料登録はこちら

ウィルオブ保育士の特徴

  • 保育の人材業界10年以上のアドバイザーや元保育士のアドバイザーがサポート
  • 対応職種・対応施設形態が幅広く全国の求人にも対応
  • LINE公式アカウントでのご相談や求人情報の受け取りが可能

ウィルオブ保育士は、保育業界・保育士転職に特化した転職サイトです。

保育業界10年以上の経験を持つアドバイザーや、元保育士の担当者が在籍し、全国5,545件以上(2025年12月時点)の求人から、希望に合った保育園を提案してもらえます。

また、ウィルオブ保育士は人間関係や保育方針のミスマッチ、行事負担、持ち帰り残業など、さまざまな理由で辞めたいとと考えている保育士の方にもおすすめです。

悩みの背景を丁寧にヒアリングし、価値観や働き方に合う園を提案してくれるため、環境を変えるだけで保育の仕事を「辞めずに続けられる」選択肢が見つかるケースもあります。

また、退職の切り出し方や引き継ぎの段取り、転職時期の調整までサポートしてくれるため、「辞めたい気持ちはあるけれど動き出せない」という方でも安心して相談できます。

住宅手当や借上げ社宅制度、小規模園や企業主導型保育園など、働きやすさにこだわった求人も豊富で、ライフステージやキャリア志向に応じた提案が受けられます。

さらに、LINEでの相談や求人紹介も可能なため、忙しい保育士さんでもスキマ時間で情報収集が可能です。

「無理な連絡や強引な提案」は一切行わず、転職ペースに合わせてサポートしてくれるため、初めての転職でも安心して進められます。

ウィルオブ保育士利用者の口コミ・体験談

ウィルオブ保育士の口コミ・評判

  • 「毎日残業続きで心に余裕がなく、「保育士を辞めたい」という気持ちが限界まで溜まっていました。そんな時、ウィルオブ保育士に相談したところ、私がなぜつらいのかを一緒に整理してくれ、無理のない働き方ができる園を提案してくれました。辞めるしかないと思っていたのに、「環境を変えれば続けられる」という選択肢があると知れたのは本当に救いでした。今の園では持ち帰り仕事もなく、気持ちに余裕を持って保育に向き合えています。」

 

  • 「人間関係のストレスで毎日が苦痛になり、保育士を辞めようと考えていました。ウィルオブ保育士では、園の雰囲気や働き方の違いを丁寧に説明してくれ、価値観に合う園を探すところからサポートしてくれました。面接前には「なぜ辞めたいと思ったのか」を前向きな志望動機に変える方法までアドバイスしてくれたので、不安が自信に変わりました。今は無理なく働ける職場に出会え、辞めたい気持ちがすっかりなくなりました。」

 

  • 「保育士として働くこと自体は好きなのに、業務量が多すぎて心身ともに限界でした。ウィルオブ保育士の担当さんは、私の状況を否定せず受け止めてくれたうえで、残業や行事負担の少ない園を複数紹介してくれました。「辞める」ではなく「続けられる環境を選ぶ」という考え方を教えてくれたのが印象的です。転職後は毎日子どもと向き合う時間が増え、仕事がまた好きになれました。」

ほいくのえん

ほいくのえん
運営会社 株式会社ミライフ
許可番号 13-ユ-314384
公開求人数 約1,075件(2025年12月時点)
対応地域 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
対応職種 保育士・栄養士・看護師
対応雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト
対応施設形態 認可保育園・認証・認定保育園・小規模認可園・認定子ども園・認可外保育園・病院内保育・企業内保育・企業主導型保育・学童保育・病児保育 等
料金 完全無料
住所 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー22階
公式サイト https://hoikuno-en.jp/

ほいくのえんの特徴

  • 保育園求人に特化
  • 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県の求人を掲載
  • 正社員求人がメイン

「ほいくのえん」は、株式会社ミライフが運営する保育園特化の転職支援サービスです。

公開求人数は1,075件(2025年12月時点)あり、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県の正社員求人が中心のため、安定した働き方を目指す方に最適です。

また「ほいくのえん」は、人手不足による業務過多、保護者対応のプレッシャー、園内の人間関係など、様々な理由で保育士の仕事が辛いと悩んでいる人にもおすすめです。

仕事が辛くなる理由が多く存在しますが、「ほいくのえん」では保育業界ならではの悩みを理解したうえで、一人ひとりに合った園の働き方や環境を提案してくれます。

業務量が適切な園、書類業務の負担が少ない園、サポート体制が整った園など、辛さの原因を根本から解消できる環境の求人を紹介してくれるため、「保育の仕事は好きなのに環境が合わない」という方に最適です。

高待遇の求人が多数そろっている点も強みであり、「手取り25万円以上+賞与年2回」「月残業10時間以内」「社会保険+住宅手当あり」など好条件のが求人が豊富です。

登録後にはサイト上には出回らない非公開求人も紹介可能で、自分では見つけられない優良求人に出会える可能性もあります。

さらに、園ごとの選考ポイントを押さえた面接対策や、内定後の入職準備サポートも無料で受けられるため、転職活動に不安を抱える方でもスムーズに転職活動を進められます。

ほいくのえんの口コミ・評判

ほいくのえんの口コミ・評判

  • 忙しさと人間関係のストレスで「保育士はもう辞めたい」と思っていましたが、ほいくのえんに相談したことで状況が変わりました。担当者さんが私の悩みを丁寧に聞き取ってくれて、負担の少ない園や休みの取りやすい職場を中心に紹介してくれました。転職後は気持ちが軽くなり、保育の仕事を楽しめるようになりました。辞める前に相談して本当に良かったです。

 

  • 保護者対応がつらく退職を考えていましたが、ほいくのえんでは保護者対応の負担が少ない園やサポート体制が整った職場を提案してくれました。面接対策でも「辞めたい理由」を前向きな転職理由に変える方法を教えてくれたので、不安なく面接に挑め、納得のいく職場に転職できました。

 

  • 給与面と業務量のギャップに疲れ切り、「保育士という仕事自体を続ける意味があるのか」と悩んでいました。ほいくのえんでは、給与アップが見込める園や業務負担が適正な職場を複数紹介してくれ、選択肢が一気に広がりました。結果、収入も環境も改善し、辞める選択肢しか見えていなかった自分が嘘のようです。迷っている人ほど相談すべきサービスだと思います。

しんぷる保育

しんぷる保育
運営会社 Simple株式会社
許可番号 13-ユ-311091
公開求人数 約2,594件(2025年12月時点)
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
対応職種 保育士
対応雇用形態 正社員・派遣社員・契約社員・パート・アルバイト
対応施設形態 認可保育園・認証・認定保育園・認可外保育園・幼稚園・認定こども園・企業内保育園・院内保育・病児保育・学童保育・児童発達支援・放課後デイサービス
料金 完全無料
住所 東京都品川区東五反田5丁目23-7 五反田不二越ビル4・5階(受付5階)
公式サイト https://simple-hoiku.com/

しんぷる保育の特徴

  • 東京・神奈川・千葉・埼玉の保育士転職に強い
  • 利用者満足度が高い
  • LINEで転職活動ができる

2025年12月時点の情報です。
しんぷる保育は、関東エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)に特化した保育士専門の転職サービスです。

LINEで気軽に相談できる点や、「保育士が選んだ信頼できる転職サービス」No.1(2019年調査)に選ばれた実績がある点が評価されています。

子育てとの両立を希望する方や、初めての転職で不安を感じている方にも丁寧なサポートを提供。

柔軟なシフト対応や時短勤務可能な職場も提案してもらえるため、安心して転職活動を進められます。

しんぷる保育利用者の口コミ・体験談

しんぷる保育の口コミ・評判

  • 初めての転職活動で右も左もわからなかった私に、担当の方が丁寧に対応してくれました。求人の紹介だけでなく、面接の日程調整や履歴書の添削までサポートしてくれたので安心して進められました。

 

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保育士を辞めて転職する際はエージェントに相談してみよう

保育士を辞めて転職するかどうか迷ったら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

「保育士から転職しやすい仕事」を知りたいときも、転職エージェントに相談すると、無料で異業種や別の仕事を提案してくれます。

本記事でご紹介した転職先や、体験談も参考にして、後悔のない選択をしましょう。

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